2001年10月28日(日)

気がつけば20日もバンコクにいてしまった。

3日前に思いついたように航空券を買いに行った、
11月からビンラディンインシュランスが余分にかかるので、
今月中に出発した方がいいよって言われたので、
今日のチケットを買った。
「まさか貴さんが出発するんですか?」って言って来た、
麻雀沈没組を宿に残して、
噂のビーマンバングラディッシュでミャンマーへ。
ドキドキしながら飛行機に乗ったら、
モワモワと煙が出て来た、
あぁやっぱりやめときゃ良かったと思ったけど、
乗ってしまったんだから仕方が無い、
でも、照明器具も外れかかってるし、恐いな。

45分乗ってヤンゴンに着いた、
こんなに近いなら陸路で行かせろよな。

ヤンゴン空港に着いてからイミグレに行って、
パスポートにスタンプ押して貰って、
そのすぐ後ろで、ドルからFECへ両替しなきゃいけない、
しかも200FECは強制的に両替しなければいけないのだ。
でもお金ないって言ったら、
$5のワイロで100FECにしてくれるって言うので、
$100出して95FECを貰った。

一緒の飛行機だった日本人とタクシーをシェアして、
ゲストハウスへ。

10月29日(月)

バンコクで毎日ダラダラとした生活をしてたので朝がつらい。

インレー湖でお祭りをやってるらしいので、
それを見るために明日のバスのチケットを取った。

マーケットに行ってロンジーを買った、
もう心はビルマ人。

10月30日(火)

13時のシュエニャン行きのバスに乗った、
祭りがあるから混んでる。

まったくばかげてる。
1FECと$1が同じだって国が言ってる。
公定レートだと1FECが6チャットなんだって、
闇だと1FECが650チャットで、$1が700チャット。
水が70チャットだから、1本$12で闇なら$1で10本。

10月31日(水)

19時間乗って、8時頃シュエニャンついて、
ソンテウに乗り換えてニャウンシュエに行った。

ジプシーインっていう川沿いの宿にして昼寝する。

11月1日(木)

朝6時に起きてボートでインレー湖に行った。

最初に祭りをやってる所に行ってもらった。
御神輿と船を合体させたやつを3台並べて、
その後を30人位乗った船で何隻もついていく、
なんかの儀式みたいなやつだった。
ここのインダー族はオールみたいなやつを足で漕ぐので有名だ、
30人位で息を合わせて足で漕ぐ姿はよかったな。
それから船のうんちゃんの家に行って、
メシを食わしてもらった。
この辺の人はみんな湖の上で生活してる、
外国人が船で家の脇を通ると、
窓からヒョイっと顔を出して手を振ってくる。

今の所ミャンマーで嫌な思いをしてないよ、
みんなニコニコしてていい感じだな。

11月2日(金)

昼間1時間雨が降って、その後天気が良くなったので、
宿のやつに頼んで首長族が住んでる所まで
連れていってもらった。

でも、1時間の雨で町は半分水没してしまって、
膝まで浸かりながら歩いた。
船に乗ったりして前に進んだけど、
町の中なのにこれ以上進めないっていうので、
しょうがない諦めた。

その後、水の中を歩いて帰ったんだけど、それが面白かった。
女の子が普通に水の中を歩いてたんだけど、
めんどくさくなったのか途中から泳ぎだしてしまった。
店が浸水してるのに膝まで水に浸かりながら、
普通にお茶を飲んでるおっさん達。

浸水が別に珍しいものでもないみたい、
逆にそれで遊んでる所がミャンマー人凄い。

11月3日(土)

ミャンマー人の写真を1日中撮ってた。

「写真とっていい?」って聞くと、
みんな笑顔でポーズをとってくれる。

11月4日(日)

マンダレーに行く。

バガンに直接行くつもりだったんだけど、
バスが動かないらしいので、
マンダレー経由でバガンに行く事にした。

祭りの後だからびっしり人が乗ってた。
途中で落石があったみたいで1時間くらい止まったけど、
後はスムーズだったな。

11月5日(月)

6時に着いてすぐに14時のバガン行きのバスを予約した、
それからマンダレーの町に出て、ちょこっと寝て、
マンダレーヒルに行った。

この国の信仰心っていうのも凄いね、
俺もつられて拝んじゃう位だよ。

頂上に見晴らしのいい所があって、
そこからマンダレーの町を見る。
旧王宮とか上から見るとカッコイイ。

それから下に降りてバス停に行った。
バス停に行くまでソンテウを乗り継いで行ったんだけど、
町の人達に大変お世話になった。
なんだか良く分からないけど、
俺のために喧嘩までしてくれた人達もいた。

14時にバスに乗ってバガンへ、
それにしても大変なバスだったな、
1人に与えられるスペースが狭い、
まったく身動きがとれない状態で8時間耐えた。

バガンについて宿決めたら、そのまま寝てしまった。

11月6日(火)

がっちり寝たな。

バスで知り合ったミャンマー人から自転車を借りて、
遺跡を見に行った、それにしても数があるな。

周り切れないからちょこっとずつ見る。

11月7日(水)

今日も自転車を借りてバガン遺跡へ。

バゴダの横に住んでる子供たちに遊んでもらったり、
お茶をごちそうになったりしながら、
夕日が沈むまで周った。

11月8日(木)

午前中だらだらして、15時のヤンゴン行きのバスに乗る。

バスには「豊橋鉄道」って書いてあった、
豊橋で走ってたバスが、まだこんな所で活躍してるとは。

隣の席はイスラエル人のかわいい女の子。

11月9日(金)

6時にヤンゴンに着いて、朝飯を食べてたら、
ベトナムとタイであった女の人にばったり会った。

何を食ったらそんなに「ふくよかに」なれるんだろう?

11月10日(土)

FECがもう無いので、
シュエダゴンパゴダには行けないと思ってたんだけど、
ロンジーはいたらミャンマー人っぱかったので、
宿のミャンマー人ピーさんに、
最近の若いミャンマー人スタイルにしてもらって、
試しにシュエダゴンパゴダに行ってみた。

このパゴダは外国人は入場料$5か5FECなんだけど、
ミャンマー人はただである。
さすがにロンジーはいてシマシマの服着てたら、
誰も日本人だなんてきずかなかった、
ただでパゴダに入れた。

夜はミャンマー国内で会った日本人と、
中華料理を食べに行って、ビール飲んでウイスキー飲んで、
フラフラになって寝た。
ビーマンバングラディシュの飛行機が、
日曜日にしか飛ばないから、
土曜日にはみんなヤンゴンに帰ってきてる。
他の国と違って陸路での入国に制限があるから、
だいたいみんな最後はヤンゴンで時間を潰して、
バンコクとかダッカに飛ぶ。

ミャンマーで数人の日本人に会ったけど、
変わった人が多かったな。

11月11日(日)

ベトナムのフエで俺の髪の毛を切ってくれた女の子と、
凄くむねの大きい女の子を泣く泣く見送って、
俺はダッカ行きの飛行機に乗った。

ビーマンのくせに遅れなかった。

ダッカに着いてトランジットの方に行って、
ホテルまで行ってくれるバスを待ってたら、
バンコクの病院で会った女の子がいた。
ダッカで1泊してカトマンドゥに行くらしい。

それから1時間以上空港でバスを待って、
トランジットの人用のホテルに行った。
アタリの人はバスタブ付のホテルに行けるらしいけど、
俺はハズレたみたい、ホットシャワーだけど、
バスタブはなかったよ。

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