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榎下城
所在地 安中市原市 築城年 大永5年(1525) 築城者 安中忠清 国道18号線、安中市原市交差点の北700mにある久昌寺が榎下(えげ)城の跡である。 城跡を示す案内や標識はないが、境内の北西には明確な土塁と堀跡が残っている。 縄張図(クリックで拡大) 群馬県古城塁址の研究(山崎一)より 久昌寺 境内の北西の土塁 東の堀と土塁 その向こうは見事な梅林 西の土塁 堀
国道18号線、安中市原市交差点の北700mにある久昌寺が榎下(えげ)城の跡である。 城跡を示す案内や標識はないが、境内の北西には明確な土塁と堀跡が残っている。
縄張図(クリックで拡大) 群馬県古城塁址の研究(山崎一)より
この城を築いた安中忠清は忠親の弟で、松井田城を築いた忠政(?〜?)の父である。忠政は永禄2年(1559年)、安中城を築いて移るまで、ここを拠点としていた。 ここは松井田城との中間点であり、小規模ながら松井田-安中を結ぶ支城として重要ではあったろう。